介護職として働くおもしろさ

介護職というと、きつい・汚い・危険の頭文字を取った「3K」と言われることもあり、仕事として大変なイメージが浸透しています。しかし、近年では介護士の人材不足を改善するために、国や施設が協力しながら労働環境の向上に努めています。残業の制限や有給消化の義務化、施設の設備や衛生管理の向上など、働き方改革が進んでおり、以前より働きやすい環境が整えられてきています。

超高齢化社会と呼ばれ、介護ビジネスが拡大していく中、介護職の仕事は非常に安定した狙い目の仕事と言っても過言ではありません。そこでここでは、注目が高まる介護職のおもしろさを深掘りしていきたいと思います。介護職の業務のおもしろいポイントは、年代を超えた触れ合いができることでしょう。核家族化が進む現代において、高齢者と関わる機会は一気に少なくなっています。そんな中、人生の大先輩たちと話し、触れ合うことはとても貴重な体験です。

高齢者の中には、戦争や震災など、大きな苦労を経験し、乗り越えてきた方がたくさんいらっしゃいます。また、これまでで結婚・子育て・離婚・仕事の失敗・家庭のトラブル・親の介護・死別・老化による病気など、人生のあらゆるイベントを味わってきた人たちばかりです。そんな方々の昔話を聞き、質問を投げかけてみることで、気付きを得られるという事例はよく聞く話です。コミュニケーションを通して、高齢者ならではの達観した価値観に触れられるのは、介護職ならではのメリットだと言えるでしょう。